コロナの影響で労働が休みになって無限に暇です。ランクルスです。
暇すぎて麻雀ばっかしてるんですが、最近、世間的に麻雀が「アツい」コンテンツになってきているのを感じていて、始めてみるか!みたいな人もいると思うのでそういう人向けに。
というかぼく自身がそういう鯖で教えたい放題教えているので、どういうことから順番に初心者に指南していけばいいの?っていうのがわからなくなってきているのもあり、文としてまとめてみようかなと思いました。
とりあえず、雀魂での戦績を貼ります。この程度の実力の人の意見なんだなぁという指標にしてください。
麻雀の細かいルールについては解説書に譲るとして、初心者にどう伝えていくか。
麻雀の壁
— ランクルスと完成しない構築 (@bebepH13) 2020年5月8日
1牌がわかる(34種類136枚)
2アガリ形がわかる(4メンツ1雀頭)
3.4役がわかる(自分の手は何飜?)
牌効率がわかる(アガリ形を確率良く目指す方法)
※順不同
5相手がやってることがわかる(この牌は危険そう…)
6点数計算ができる(この手は何点)
麻雀の壁。と勝手に名付けて勝手に定義したやつです。ぼくが人に教えるときはこの順番で進めていっているつもりです。
1.2 はすぐに乗り越えられる壁だと思うんですが、3.4の壁が非常に高い。麻雀の役は頻出のものだけでも軽く20個くらいはある気がしますし、これに関しては指導者側がうまく伝えるすべがありません。
牌効率の方がむしろ簡単で、14枚の組み合わせを綺麗に作るために「確率上」どう切れば良いかというのが牌効率です。ぼくは知りませんけどこれだけやるならコンピュータでもできると思います。ただの確率計算問題です。
「点数計算が意味分からなくて…」って人もいると思うんですが、今のご時世だと機械が全部点数計算やってくれますし、自分の手の役の数がわかれば、ざっくり計算することも可能です。
1役1000点
2役2000点
3役4000点
4役以上すごい点数 親なら全部1.5倍!
の認識でいけます。なんとかなります。
なんとかなるんですが、役の数だけは自分で数えられないといけないです。こればっかりは頑張ってもらうより仕方ない部分です。
3.4の壁を乗り越えると、相手がやっていることの理解という難しそうな話になります。
ぼくの戦績を見ていただいてもそうなんですが、和了率って25%ないんです。30%いってる人がいたらバケモンだと思います。
ぼくの場合は21%なんですが、裏を返すと79%はアガれないということになります。楽観的に見て25%くらい流局だとしても、54%。半分以上は自分以外のプレイヤーのアガリでゲームが終了するということです。
54%の中で、ロンとツモが存在するわけですが、ツモられて点数が減るのは仕方ない部分ですが、ロンは違います。自分があたり牌を切らなければ点数が減らないからですね。
そもそも和了というのは本質的に「運」です。
どんなにすごい待ちを作っても(そもそも作れるか自体運ですし)アガリ牌が自分のところに来ず他家が全部止めてしまったらアガれません。
しかし振り込み回避は「実力」です。
自分の手と相談して、作るに値しないなという判断をしたら逃げに回り、危なそうなところを止める。自分の点数を減らさないことの方が高い順位を得る上では重要だと思います。
話が戻ってきて、相手のやってることの理解という話ですが、すごい漫画であるような、捨て牌見て相手の手を13枚ピタリ当てるというようなことは無理です。
しかし、だいたいこんな感じ?くらいまではわかることがあります。
単純な話、捨て牌は「いらない牌の集合」なので、残りがいる牌ってことになります。
わかりやすい例として画像のぼくの捨て牌を見て欲しいです。
捨て牌にはマンズがチラチラ、ピンズがもりもり、字牌もチラチラって感じであります。ソーズはありません。
ソーズはどこ?ってなると、やっぱり、というべきかぼくの手牌の中にたくさんあるわけです。
ここで役の理解が必要になってきていて、「ソーズがたくさん必要になる手ってなんだろう…混一色か清一色かな?」という風な思考に繋げられる、さらにここから、「あのプレイヤーにソーズや字牌を軽々に投げるのは危険だなぁ」というプレイングにつながっていくわけです。
この話の結論としては、「盤面に全く出てない、数が少ない牌は危険」ということです。
別の視点から話をします。
例えば今回のぼくの手。ここから6ソーを切ってリーチを打つ局面です。ぼくの捨て牌にはかなり早めに切られた4ピンと今まさに切られる6ソーが並ぶことになります。
この2牌は意味合いが完全に違うというのがわかりますでしょうか。
4ピンは「ぜんぜんいらない」牌
6ソーは「最後まで必要だった」牌
ということになります。待ちはカン3ソーで、6ソーの周辺?の牌ですね。結論といたしましては、「後ろの順に出てきた牌の周辺ほどリスクが増える」ということです。
もちろん例外もございまして、例えばこの手は白ポンして2マン切ったらカン3ピン待ちになります。あしからず。
最後6。「正確な点数計算」です。
正直切ってもいい。
この段階に手を伸ばすようになったら、試行回数も増えているはずなので、「あ、この手は何点くらい」っていうのがわかるようになってると思います。
本気のマジで計算極めたいと思うんだったら物の本を図書館で借りて、符数の計算を覚えて、得点表を丸暗記しましょう。ぼくは丸暗記しました。
終わりです。
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