みなさんこんにちは。クソ記事は熱いうちに書け。ランクルスです。
〜Twitterにて〜
ぼく「忙しすぎて死ぬ！なんか土日に遊んで生きるための気力になれるような何かがほしい！」
血糊「実は、モンスターハンターっていう映画があって…」
ぼく「行きますか！（ヤケクソ）」
sira「草」
かくして、ノリと勢い100%でモンスターハンターライズ発売日に公開となる、映画「モンスターハンター」を見に行くことになるのであった…
〜当日〜
ぼく「これ絶対4DXで観る価値ないですよね」
血糊「吹き替え版これしかないんで」
sira「草」
〜映画視聴後〜
ぼく「プペル以下」
大戦犯血糊「ひどかったですね」
sira「草」
マジでゴミ映画だったので、その後ボドゲカフェに行って無限にドミニオンして帰ってきました。
モンハン4DX 3500円
ボドゲカフェ 2250円←実質タダ！？
おわり
こっから先は詳しく書きます。
ネタバレを含むので、モンハンライズに疲れたのでモンハンの映画を見に行こうと思っている人はここから先は読まないことをお勧めします。
まぁ、映画見てる時間でライズやってる方がよっぽど有意義だと思いますよ。
では、あらすじを書きます。
どっかの軍に所属してるアルテミス大尉は前線の調査中に行方不明となったブラボーチームを探して荒野に出ていた。
突然の嵐に巻き込まれて吹き飛んだ先はモンハンの世界。
銃器が一切効かないモンスター相手にアルテミスの部隊は壊滅する。
命からがら逃げ出したアルテミスはモンハン世界の人間、アーチャー（名乗るシーンはないので、違う人かもしれん）の協力のもと、元の世界へ戻るためなんか嵐になってる方を目指すのであった。
その後、アーチャーの所属する団と合流し日本語がペラペラな大団長から話を聞くと、すでに滅亡した古代文明のすごいパワーによってモンハン世界とリアル世界がいい感じにリンクし、リアル世界からモンハン世界に人が来てしまっており、このままだとこちらの世界のモンスターがリアル世界に行きかねないとのこと。
当然そのすごいパワーは嵐の中心にあるし、帰るならもちろんそこにしか希望はない。ちなみにそのパワーの原動力はリオレウスが守ってるし、リオレウスは火を吐く時に隙ができるらしい（伏線）。あと、俺が日本語ペラペラなのは勉強したからとのこと。
元凶の地へ到達すると、やっぱりリオレウスが来て戦闘になる。
戦闘の過程でなんかリアル世界の方に戻ってくるが、リオレウスも追っかけてくる。現代兵器は当然効かないので（無敵）アルテミスを助けに来た部隊は全滅する。
しゃーないのでアルテミス1人でリオレウスが火を吐くタイミングで口に爆薬を投げ込んで倒すし、アーチャーや大団長もなんかリアル世界に助けに来る。
これで一件落着かと思ったら、元凶の方はまだ破壊できてないので解決してません。
新しいモンスターも来たよ！とりあえず話はこいつ（ゴアマガラ）を倒してからだ！
おわり
人物紹介
アルテミス大尉
主人公。6人部隊のリーダーであるが、びっくりするぐらい簡単に壊滅してびっくりした。
使用武器は双剣。1人だけリアル世界の人間なので、爆薬とかも使える。
アーチャー
なんかの団に所属している。主人公2。
アルテミスとの絆の物語なのかもしれん。
元凶の地へ向かってモンハン特有の砂漠を進む船で行軍していたが、ディアブロスによって崩壊。船から落下したので1人サバイバルしていた。
リオレウスには家族を焼き殺されており、仇である。
使用武器は、大剣、弓、操虫棍。
ちなみに、モンハン世界の人間は大団長以外日本語が通じない。世界が違うんだから当たり前だよなぁ？
大団長
なんかの団の大団長。
こいつだけ日本語がペラペラ。びっくりするくらいペラペラなので、ネイティブと変わらない。リアル世界からくる人間がそれなりに増えているので「勉強した」とのこと。
ちなみに、作中に出てくるリアル世界の人間はアルテミスの部隊のみ。（アルテミスが探してた部隊は案の定全滅してた）
使用武器はスラアク（に近い何か）。
スラアクを地面に叩きつけると炎の衝撃波が出てすごい。（レウス相手に火属性持ち込むなよ）
受付嬢（に激似の人）
モンハンワールドの受付嬢に激似。（AVかな？）
あのチキチキやる遠眼鏡使ってるし、顔も激似なので本人だと思う。
でも、元凶の地にはノコノコついてくるし、レウスが周りを飛んでることを確認してから遠眼鏡使い始めるなど、やっぱりポンコツ。
使用武器は遠眼鏡。（武器持ってた？）
アイルー
団にいるアイルー。映画なのでリアル感が出ており、かわいくない。
大団長の持ちアイルーなのか、コックの立ち位置なのかは不明。
元凶の地には来ないんですけど、映画終わった後のアオリでは来てた。意味わからん。
その他
団に所属してる人たち。全員に名前があるんですが、誰1人として名乗らないのでわからん。使用武器もわからん。ボウガン握ってるやつはいない。
はい。
この映画の問題点
大きくこの映画は2部構成になってるんですね。
1 モンハン世界への移動、アーチャーとの絆、サバイバル拠点からの脱出
2 団との合流、決戦リオレウス、リアル世界への帰還
2がね、非常に駆け足なんですわ。1はまぁ良かったし評価できる点もあると思います。
モンスターの絶対的強さを視聴者に植え付けた後、それをどう突破するのかっていうのは良かったですし、ディアブロス討伐した時はやるやんって思いましたし。
団と合流して、日本語がペラペラな団長に話を全部聞いた後、「明日出発だ」「きつい山道になるぞ」「着きました」のテンポ感なので。
めっちゃ急いでるし、レウス討伐してめでめで（特殊勝利がある5点回復1ドローのエンチャント）なんですかねと思ってたら、俺たちの戦いはここからだエンドってマジかよと。しかもレウスはあらかじめ情報持ってて戦い方のイメージありましたけど、ゴアマガラって狂竜状態の初見殺しあるからみんな死ぬだろ。終わり！w
になってしまいました。
てか1に1時間以上かけてるんですよね…
1でのアルテミスとアーチャーのコンバットシーンとか削って良かったんとちゃう？っていう意見が出るのは当然ですね。
映画の構成的には不可ではないかなと思いました。
モンハン世界とリアル世界では使う言語が違うので、意思疎通もうまくできない。そんな中で作戦を共有したり、絆を紡いでいくという展開は悪くないと思います。
（それにしたってモンハン世界側の語彙が少なすぎで、我々がイメージするところの原始人くらいの語彙しかないのはどうかと思いますが。）
と、思ってたらいきなりバランスブレイカーが現れて全て崩壊しました。大団長の日本語がペラペラすぎる。ここまでの展開はなんだったんだよ。たしかに身振り手振りでなんとかするには厳しいので解説できる人員を用意する必要があった可能性はあるんですが、いくら勉強したとはいえ流石にもっとこう、カタコトにするとか、あったやん。マジでペラペラなんだって。だめでしょ。
モンスターについて。
作中で出てくるモンスターは下記の通りです。
ディアブロス
ネルスキュラ
アプケロス
ガレオス
アイルー
リオレウス
（ゴアマガラ）
この中で、一番強かったのは誰だと思いますか？
そう
ネルスキュラなんですね。
この世界のネルスキュラはなんと成体で人間と同じくらいのサイズ。それがわらわら来るので、笑笑って感じです。
てかネルスキュラは人間と比較してもっとでかいと思ってたので、このモンスター、誰？になってました。
てかネルスキュラだけ世代違くない？
てかレイアおらへんの？（レウスとセットで来るもんだと思っていた）
などなど、人選に対する絶賛の声は止むことを知りません。
モンスターの耐久についてなんですが、リアル世界の武器に対しての耐性が非常に高くて違和感を覚えるレベルなんですね。
ライトマシンガンを掃射しても、RPGをぶち込んでも怯ませることすら叶わないディアブロスの頭の硬さ。と、思ったらアーチャーの大剣はさっくり刺さるし。
リオレウスが強いのはわかりますが、現代の機銃でバリバリ撃ったら流石に…
返しの炎で全滅させるので、レウスがすごいよって言うハク付けのつもりなんでしょうが、🤔になってしまいました。
団にボウガン系装備の人がいないのはそう言う事情と思います。
あとはモンハンに対するリスペクトの話なんですが、止められてるとかなら仕方ないんですが、英雄のテーマとか、肉焼きのテーマとか、使っても良かったんとちゃう？だめ？
個人的に見たかったのは「尻尾の切断」、血糊が見たかったと言っていたのは「罠の使用」とのことです。
なるほどね。
最終的な感想としては、「予算切れ」って感じですかね。
と、いうのもですね、最初アルテミスの部隊がブラボーの部隊の残骸を発見したとき、砂が高熱によって溶けているというリオレウスの伏線を発見しています。
しかし、リオレウスと砂漠で相対するシーンはその後ありませんし、リオレウスがわざわざ不毛の地である砂漠へ自ら足を運ぶ意味がありません。（アプケロスがいるオアシスには出てきている）
空の王者の気まぐれと言われたらそれまでなんですけど。
なんか途中まで作ってみたけど、1作で完結しなそうだから次回作に逃げたろ！wの気持ちが、後半部分の駆け足につながってるのかもしれないです。（海外の映画には特に多いらしいですし）
結論としては
プペルの方がおもろい。みてる時間でモンハンやってた方が良い。どうしても見ることになってしまった場合でも4DXは金の無駄なのでやめとけ。
おわりです。
