ランクルスの墓場

クソ記事を垂れ流す場所

HOSアディ前グラ0未達成ネメシス〜連携カスフォメット〜

みなさんこんにちは。
世間はGWとのことですがいかがお過ごしでしょうか。
ランクルスです。

今回紹介するのは連携カスフォメットです。

あ、いつもは「グラ0達成」の記事を書いてますが、今回は「未達成」です。

頑張ったんやけどなぁ…

〜回想〜


ランクルス先生、シャドバ最終弾でベルフォメットのデッキを作る気はありませんか…?(中略)もし、それでグラマスに乗せることができるのなら、それはシャドバ最終弾にふさわしいデッキと呼べると思うのです。

検索によると、ベルフォメットというのは今期のネメシスのレジェンド、リメイク3回目の超大御所カードだな。(中略)普段ランクルスさんがデッキをどこから仕入れているのか知らないが、Twitterとかから直接拾えばいいだろう?

弱すぎるレジェンド…ランクマッチャーは見向きもしてくれません…

オイオイオイオイオイ
オイオイオイオイ
弱すぎるレジェンドでデッキを組もうってのか!?それって、「おもちゃ」ってことだろう!?

回すのは私です…あなたはただエーテルを溶かしてデッキを作ってくれるだけでいい…

ナアナアナアナアナア
ナアナアナアナア
エーテルを溶かすだけって…ぼくは少年少女のために健全なデッキを作っている人間だぜ!?(大嘘)
しかも!ベルフォメットは機械を2枚も混ぜて成長させてプレイできるのが8T目と書いてあるッ!
このカスカードを作ったシャドバ運営たちの日々の苦労を見過ごすことはできない!

「クソデッキ」を作ります

だから気に入った

ベネ(良し)。そうおっしゃっていただけると思っておりました。



実は、ぼくはベルフォメットのことが嫌いだ。(阿良々木暦)キャラとかはどうでも良くて、性能の話だ。嫌い嫌いと言いながら過去3回のベルフォメットは全部使っているし、トレランスたちを使ってグラマスに到達させたこともある。


初代ベルフォメットは言わずもがなだろう。弱すぎる。
6コスのベルフォメットを立てると8コスの女神が大量に山に入る。8コスの三女神自体が弱いと言う話はあるのだが、運営はシャドウバースには7Tが存在すると言うことを忘れていたらしい。

2代目ベルフォメットは運ゲーに特化している。2以上のZを引かないと終わりだ。
こいつはまぁそれなりに楽しかったのだが、アディショナルカードで追加されたクマとカメが嫌いだ。
ぼくの大好きなカードであるところのキャノンハーミットクラブがある程度救済される可能性がある、「自然ネメシス」と言うアーキが成立するような追加カードを求めていたのに、大地に混ぜるためだけに自然タイプが追加されただけの機械カードが追加された時のぼくの落胆は今でも忘れていない。
クマとカメが追加されてからエアリアルクラフトが落ちるまでの45日間はtier1だったと思う。

3代目ベルフォメットは前述の通りこれでグラマスに乗せたことがあるくらいには思い入れがある。ベルフォメットを含めた機械15枚を確定スロットとし、残りは乗り手の個性が出る。
こいつはいいカードだったのだが、出た当初はヤテラントゥが大暴れしており、そもそも9Tを迎えられない、迎えても当然の権利のように面が全て消滅しつつリーサルを取られたことの方が強く記憶に残っている。
もちろんそんな邪悪はすぐにナーフされ、それからは平和だった。


改めて性能を見てみると、イラストは2代目のリサージェントとなっているが、性能は3代目に近い。
3代目の1番の特徴は、なんと言っても制圧盤面だ。
面展開、面処理、回復、EP回復、ドロー、バーンダメージまで。
「出したターンに『勝つ』以外のことは全てできる」
と言うのがこいつの強さだった。

まぁ、8コスと1コス軽くなっているため、ある程度の劣化をもらってしまうのはしょうがないところか。
融合時のトークンはなんと豪華に女神だ。


と言うわけでデッキを使って回して見たわけなのだが、最初にして最大の問題に直面することとなる。

そう。「ベルフォメット自体が弱い」と言う問題だ。
8Tに立つ制圧盤面は強力ではあるのだが、環境もインフレしてきており、この面を楽に返せてしまうデッキも結構な数存在する。というか、アフェクションドミニオン1枚投げるだけでほぼ処理が終わってしまうため、返せるデッキの方が多い。

ベルフォメットを投げました!→全部返しました!→うーん🧐、リーサルないなぁ→じゃあ、殺すね?

のような負け筋を踏む。

また、これは過去のどのベルフォメットでも共通した課題だったが、環境が高速化してきており、狂乱ヴをはじめとしたデッキは6T、遅くとも7Tにはゲームを畳みに来る。

と言うわけで、ベルフォメットを使うのであれば下記2点が解決の必要な課題となった。

・相手に8Tのベルフォメットを除去されない、されるのであれば9Tでのリーサルプラン
・アグロに対しての耐性


さて、ここからデッキを考えていくわけだが、当初は元々ネメシスに存在していた機械デッキであるところの学園ネメシスとの融合を考えていた。

しかし、このデッキは数戦回してすぐに頓挫した。

学園ネメシスのゲームレンジはグレティナ直接召喚混みで6.7T。

はっきり言って、ゲームレンジが全く異なるベルフォメットはノイズなのだ。
機械フォロワーの破壊数を稼ぎたいのに、4ppも使って1枚しか展開できないのもあり得ない。

ベルフォメットが活躍できるプランがあるとすれば、序盤は機構の暴走、トイポなどを順調に引きつつ、5.6Tに機械生命体を絡めたドローでベルフォメットをツモ、お互いにリソースが尽きてくる8Tに満を辞してベルフォメット着地、と言うプランしかない。

ベルフォメットを抜いて、ダブルアームやエデン、ルシウスなどに差し替えた方がよっぽど良い。

と、言うわけで次に目をつけたのはクロノスネメシスだ。
今調べたら、グランプリで5勝するなどしたらしい。

こちらはレシピが散逸していたので、上記のグランプリ5勝レシピを代わりに貼り付けることとする。

まぁぼくがやってた時はアンタニタとか残ってた気がしますし、それよりは洗練されているとは思います。

コンセプトとしては、相手のppを低く抑えることで、ベルフォメット盤面の処理をしづらくしてやろうと言うものになる。

序中盤はサーチを駆使して圧縮を行いながらクロノスをハンドイン。
中盤以降はクロノスでppを絞りながらターンを稼ぎ
8ppを見てベルフォメットを投下と言うのが目標とするプランになる。

これはそもそもクロノスネメシス自体の欠陥なのだが、「後攻を引かないとゲームにならない」と言う問題がある。後攻は進化できるタイミングが1手早い上に、epの数も1つ違う。ドローソースもアスシオ、イズニアと後攻の方が都合が良い物ばかりだ。
また、クロノス自体も強くはない。EPを使った上で3/5/5突進だ。

短期決戦で上振れを狙えるグランプリならいざ知らず、500戦(勝率60%とする)は試合をしなければならないランクマッチで、先行を引いたら勝率が目に見えて下がると思われるデッキは握りたくない。

そもそもクロノスが引けなかっただけでゲームプラン自体が絵に描いた餅だ。





と、露伴先生の予想通り困難を極めたデッキ作成だったが、ようやく一筋の希望と言えるデッキに当たった。

それが連携ネメシスである。

連携ネメシスは、おっぱいがデカくて強い女ことイルガンノの連携20達成後のファンファーレから手に入る空虚の統制(以下、ヴォイリー)から12点、ライルの人形に不可視の技巧をつけて6点、進化権で2点の20点otkを軸にしたデッキで、デッキタイプとしてはアグロに当たる。

個人的には、上記30枚くらいまでは確定で、残りの10枚はラズリ×1+同調×3、エデン、境界、創出者、ルシウスなどで脇を固めている印象がある。
確定などと抜かしたが、バレットテイカーをクビにしてるレシピも見たことがある。

理想論としては学園ネメシスと同じく7Tでのフィニッシュを狙うデッキではあるのだが、このデッキには重大な欠陥があり、「イルガンノとライルを1枚ずつ引かないと20点を出せない」と言う欠陥がある。
また、「守護複数枚並べられると突破が困難である」と言うことも大きな課題だ。

学園ネメシスでも起こりうる事故ではあるが、あのデッキは機構の暴走かトイズレポーターのどちらかを引ければ7Tには直接召喚に手が伸びると思う。

連携ネメシスの場合は、両方引かないと「勝ち」がないと言って良い。つまり、意図せずして8T以降を迎えざるを得ないゲームがそれなりに存在すると言うことだ。そのようなゲームでベルフォメットを立てることができれば、5ドローによる有効牌の引き込みを期待できるだけでなく、OTK警戒で立てたなけなしの守護をぶち抜くこともできる。
さらに、pp9を使うことが許されるのであれば、イルガンノ+ヴォイリー+ライル+ライル人形+不可視の技巧がピッタリ9ppのため、ベルフォメット盤面が突破されても返しでのリーサルをしっかりと拾うことができる。(メガイラの6点バーンの存在も大きい)
連携枚数が若干気になるところではあったが、9Tまでゲームレンジが伸びるのであれば連携20は間違いなく問題なし、破壊数の方もマーロン2連投くらいなら問題なかった。


ここで、改めてベルフォメットのテキストを読んでみると、ベルフォメットの起動には機械を2枚融合するだけで良いとわかる。
デッキにわざわざ機械カードを多投しなくとも、その昔の「機械兵」のような、取り回しがそこそこ良くて1枚から機械を2枚供給できるような札があれば問題ない。欲を言えば、「ベルフォメットに混ぜること」が目的になるのではなくて、単品である程度取り回しの良い処理ができたり、連携ネメシスに若干不足している回復面を補えたりすると都合が良いのですが、まぁそんな都合のいいカードがあるわけ…

ありました!そう、ダブルアームレスキューです。
このカードは自身が機械フォロワーでありながら、自分の手札のネメシスフォロワーをプロダクトマシーンに変換することができる。
つまり、ベルフォメット、ダブルアーム、任意のネメシスフォロワーの3枚が揃うだけでベルフォメットを問題なくキャストすることができると言うわけだ。
この変換効果は思ったより優秀で、エンハンスで思ったより取り回しの悪いフェアマリオやクレイドルをプロダクトマシーンにしてイオにゃんのタネにしたり、面ロックされない破壊数稼ぎとして運用することもできたりする。
本体も地味に優秀で、林檎がついたオディールを1枚で返すこともできる。

その他、アイアロンやホバーバイカーなども検証して見ましたが、やっぱりドロソということで、境界とアスシオを足して40枚となりました。

と言うわけで最初のデッキができ、狂乱ヴ、進化ヴにキレながら勝率52%でmpを盛ってmp9000くらいまできたって言うのがナーフ前の話。

ぶっちゃけ、ネメシスはバフをもらえる側だと思ってたんすよね。というか、ベルフォメットにもらえると思ってました。
だって8ppも使って立てた盤面が魔獅子1枚で壊滅って。おかしいだろうよ。
7コストになったらさすがにやばいよな。
三女神に手をかけるのも面白そうだ。アレークトはそのままとしても、ティシポネーは疾走にするけど1回だけ顔殴れるとか、3/5にするのもありか?
メガイラはもっと盤面に出したいっすよね…対象を取らせる効果、ランダム対象のカードが多すぎて番強さが実感できないので、リーダーダメージを肩代わりする効果あってもいいなぁとか。

とか言ってたら、ちゃんとネメシスにバフが来ました。
AFに。

はぁ〜?

はぁ〜???


終わりです。




本当はあと1000盛るだけだったから、ナーフ後も試したんすよね。

そしたら、機械ウィッチが支配的になってて、それに対抗すべく回復マシの自然ドラゴンが増えてて。この2デッキに共通するのって、相手の面に無理して触れなくていいし、面にわざわざ肉を立てておく必要がないってことなんですよね。

連携ネメシスって小粒のフォロワーがならぶデッキ(せいぜいイオが5/5)なので、コンボの準備だけ進めてあとはロック進行で、って言われるだけでめっちゃきつい。
あと、20点しか出ないデッキなので、アフェクションもガチの天敵だったりする。メガイラを絡めれば〜って感じではあるが、30点は相手がベルフォメットの処理に失敗してくれないと無理。

9700から10連敗くらいして流石に心が折れちゃったね。

AF、雑組みのデッキでも12-2。AF使わないでベルフォメット使ってるやつ、全員バカです。


終わりに

突然ですが、皆さんは今期のベルフォメットの破壊時ボイスを聞いたことがありますでしょうか?
誰もベルフォメットを使ったことがないと思うのでわからないと思いますが、実は
「なんで負けなきゃいけないんだよぉ!」
と言っています。

今回、なぜ彼は負けなければならなかったのか、その理由を調査すべく、デッキを作成するに至りました。
と言うかストーリー的にもニコラに相打ち取られてるのは流石に雑魚すぎんだろ…

至った結論は、お前が弱いからです。運営からも見捨てられて、かける言葉もねえよ。


露伴先生とトニオは黒鮑を密猟しに行ったわけなんですけどベルフォメットは山岡さんの鮎。



カスや。


おわりです。