ランクルスの墓場

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タッグドミニオンについて

こんにちは。半分は起源主張のためです。ランクルスです。

ある日、ふと、突然、天啓が降ってきました。


「ひょっとしてドミニオンはコンビ戦としても成立するのではないか?」

これに始まり、これに終わるルール。おことわりを入れておくと、これはクソルールではない。


4人を2人ずつに分け、チームを組む。ドミニオンを行い、「チームの合計点が高い方の勝ち」という単純明快なゲーム性。

いつものぼくなら、ここで

(^o^)チーム戦でしかできない追加ルール入れよう!

とやり出すところなのだが、今回はそんなことはない。いくらか(2回)回した感想、改善点、良さそうなところを書こうと思う。

感想として真っ先に4人から出た言葉は、「4人ドミニオンとも2人ドミニオンとも違う頭を使う」というもの。
ドミニオンというゲームは、そもそも4人全員が1位を狙ってプレイをするものであり、2人戦でもそれは変わらない。
しかし、このルールではそれをあえてしない戦略が存在する。
簡単な話をするなら、相方が1位なら、自身は1位を狙う必要がない。1位と3位の合計点は、2位と4位の合計点を確実に越えるためである。
テストプレイではおもしろいゲームが起きた。
廃棄が傭兵しかない場で、議事堂ステロ気味のデッキを組むプレイヤーが現れたのである。通常のゲームであれば、先に傭兵を完成させて、その後議事堂を買い足し、議事堂傭兵も狙うというのがルートだと思う。しかし、このルールでは相方が存在するため、序盤では相方の傭兵完成のサポート、傭兵完成後は相手チームへの議事堂傭兵と、美しい回りを見せたのである。
結果は、議事堂プレイヤーは17点の3着であったが、相方へのサポートへの甲斐あり、チームとしては勝利を収めたのである。「サポートプレイヤー」という概念の登場である。

ぼくが重視していることでもあるが、かなり萎えづらい。序盤で無理を悟ったら1位を潔く捨てて3位を堂々と狙っていくプレイングに切り替えることができる。と、言うより向かっていかなければならない。一蓮托生の仲間がいるため、しぶといプレイングが求められる。
「ゲームをより真剣に考える必要が出てくる」と考えていて、自分のためでなくチームのために考えて行動する必要がある。

通常戦と比べて良さそう、おもしろそうなところとしては、略奪、道化師、神託を始めとしたアタックカードを利用したサポートだろうか。大使館や議事堂、失われた都市によって相手に与えるディスアドバンテージも逆に利用できるかもしれない。


2戦という少ない試合数では観測しなかったが、アタックの存在しない場での対戦も戦略があると信じている。


改善点。

冒頭で否定したが、やはり「2人戦でしかできない何か」がしたい。ただ、ゲームをぶっ壊す何かではなく、相方に聞きたいことが常に1つだけある。

で、お前何金でるの?

これをどうするか。てかコンボデッキを使っている時は特に、相方に手札見せてどうすればいいですか〜って言いたくなる時すらあった。
競技性を高めるなら、盤面を出してチームで方針の相談まで。じゃないかなぁ。相談モリモリにすると1人で2個デッキ持てよになりがち。

並び順について。

並び順はチームが連番で並ぶようにして、手番が1.4のチームと2.3になるチームに分けるのがゲームとしては美しそう。手番差もないし。しかし、手番差を考慮した上でなお、クロスに配置して、1.3のチームと2.4のチームに分かれるのもおもしろそうだと思っている。



結論


まだ試行回数が足りなすぎる。たくさん回して回答、およびおもしろコンボが得られることを期待している。